いつでも 公式LINE で、お問合せ・相談を受付中です!

【2025年2月の住宅ローン金利】中古マンション市場はどう動く?

不動産関連ニュース

2025年2月現在、住宅ローン金利が上昇する中で、中古マンション市場はどう変化しているのでしょうか?マンションリサーチ株式会社が公開した最新調査データをもとに、現状をわかりやすく解説します。

中古マンション市場の現状:購入サイドは慎重、売却サイドは強気

2024年10月に住宅ローン変動金利が上昇して以降、中古マンションの販売期間が長くなっています。これは、購入希望者が金利上昇を考慮し、慎重になっていることを示しています。

しかし、売却サイドの値下げ回数は依然として低く、強気な姿勢が続いています。つまり、買い手は慎重になっているのに、売り手はまだ価格を下げるつもりがないのです。このバランスが今後どう変わるのか、注目されます。

住宅ローン金利の動向

2025年2月に日銀が政策金利を0.5%へと引き上げたことにより、住宅ローン金利の動向が大きく注目されています。以下に、主な金利タイプごとの現状と今後の見通しをまとめました。

変動金利

– 今月のDH住宅ローン指数(変動金利)は0.611%と、前月の0.616%からわずかに低下しました。
– ただし、1年前の0.488%と比べると上昇傾向にあります。
– 3~4月の見直し時期にさらなる金利上昇(約0.25%程度)が予想されます。

10年固定金利

– 今月のDH住宅ローン指数(10年固定金利)は1.443%で、前月の1.385%から上昇。
– 1年前の1.185%と比較しても上昇基調が続いています。
– 年内には1.5%を超える可能性があり、最大1.8%まで上昇するとの見方も。

全期間固定金利

– 今月のDH住宅ローン指数(全期間固定金利)は2.171%と、前月の2.111%から上昇。
– 1年前の1.873%と比べても上昇が続いています。
– フラット35も2%を超える水準になり、相対的に割安感が出ている状態。

今後の展望

現在の住宅ローン金利は、日銀の追加利上げや米国の金利動向に大きく影響を受けています。特に変動金利は、今後1%に達する可能性があると市場では予測されています。

中古マンション市場は、購入サイドの慎重姿勢と売却サイドの強気姿勢のせめぎ合いが続いています。今後、金利がさらに上昇すれば、売り手側も価格を下げる動きが出る可能性があります。逆に、金利の安定が続けば、現状の強気姿勢が維持されるでしょう。

住宅ローン選びは慎重に!今後の動向を注視しよう

これから住宅を購入しようと考えている人にとって、金利の動向は非常に重要です。変動金利のリスクを考えると、固定金利やミックスプランを選ぶ人が増えるかもしれません。

また、フラット35のように低金利で利用できる制度を活用することも検討の価値があります。住宅購入を考えている方は、最新の市場動向をしっかりチェックしながら、慎重に判断することが重要です。

この記事は、マンションリサーチ株式会社の調査データをもとに作成しました。

タイトルとURLをコピーしました