話題の「新築分譲マンション」満足度調査、注目の結果を解説します
新築分譲マンションを購入するとき、多くの方は「住み心地の良さ」「周辺の環境」「アフターフォロー」など気になる点がいろいろありますよね。そんな不安や疑問に応えるべく、第三者の立場で利用者の声をもとに調査を行っているのが「オリコン顧客満足度」です。実際に新築マンションを購入し、入居した人たちのリアルな声がランキングとしてまとめられているので、購入を検討している方にとってとても参考になります。
今回は、オリコン株式会社(株式会社oricon ME)が発表した「新築分譲マンション」の満足度調査(首都圏/東海/近畿/九州)2025年版の結果をご紹介します。ランキングの内容や、上位に入った企業の特徴・評判などを分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
【首都圏】総合1位は「東急」と「野村不動産」の同点に!
首都圏の総合ランキングでは、初の満足度1位を獲得した東急と、6度目となる野村不動産が同点で首位を飾りました。東急は「情報提供」や「住戸の構造・設計」など複数の評価項目で高得点を獲得しており、さらに「大規模マンション」「神奈川県」での満足度も高いのが特徴です。
一方の野村不動産は、「アフターフォロー」が2017年から9年連続で1位を維持しているなど、購入後のサポートにおいて信頼が厚いと評価されています。実際の利用者からは「修繕や点検の対応が早くて丁寧」「説明に相違がなく、誠実な会社」という声が寄せられ、安心感が伝わりますね。
また、総合3位には住友不動産・東京建物・三井不動産レジデンシャルの3社が同点でランクイン。住友不動産のデザイン力や、東京建物の価格への納得感、三井不動産レジデンシャルの東京都エリアでの評価など、それぞれ独自の強みが光っています。
【東海】初の総合1位に「野村不動産」!首都圏と合わせて2冠達成
東海エリアでは、なんと野村不動産が初の満足度総合1位を獲得し、首都圏との2冠を達成しました。全11項目中8項目で1位を取るなど、さまざまな面で高評価を得ています。駅やバス停などの公共交通機関へのアクセスや、住んでいるだけでワクワクするようなデザイン性など、利用者からも「安心感がある」「特別感を得られる」との口コミが集まっています。
愛知県内を中心に展開している「トヨタすまいるライフ」や「矢作地所」などの地場企業もランキングにランクインし、地域密着の強みを発揮しているようです。
【近畿】「阪急阪神不動産」が4年連続で総合1位!
近畿エリアでは、阪急阪神不動産が4年連続で総合1位をキープしました。特に「住戸設備」が5年連続で高評価を得ており、キッチンや浴室などの使いやすさにこだわりが感じられます。加えて、「立地」「デザイン」「アフターフォロー」など複数の項目で1位を獲得するなど、総合力の高さが目立つ結果となりました。
総合2位には三菱地所レジデンスがランクインし、女性やファミリー層からも高い支持を得ています。また、3位の三井不動産レジデンシャルは「アフターフォロー」で初の1位を獲得。同点3位の野村不動産も「引渡し時の住戸確認」で3年連続1位となるなど、それぞれが強みを発揮した形ですね。
【九州】「九州旅客鉄道(JR九州)」が2年連続総合1位
九州エリアでは、九州旅客鉄道(JR九州)が2年連続で満足度総合1位を獲得しました。特に「周辺環境」の項目が評価されており、治安の良さや生活必需品の買い物のしやすさ、公共交通機関の利用のしやすさなど、総合的に高い満足度を得ています。
続く総合2位には穴吹工務店がランクアップし、「住戸の構造・設計」や「住戸設備」など多くの項目で1位を取るなど急成長がうかがえます。さらに3位の第一交通産業グループは「立地」で2年連続1位となり、「駅から近い」「生活環境が整っている」などの声が目立ちます。
福岡県に本社を置く企業としては、JR九州のほか西日本鉄道、大英産業、第一交通産業グループ、西武ハウスなど、地元に根差した企業が多くランクインしているのも特徴といえるでしょう。
安心の「オリコン顧客満足度」調査概要
今回ご紹介した「新築分譲マンション」満足度ランキングは、2025年2月3日にオリコン顧客満足度の公式サイトで発表されました。対象となったのは、過去12年以内に新築マンションに入居し、物件の選定に関わった人の実際の声です。インターネットによるアンケート形式で、信頼性の高いサンプル数が確保されています。
- 調査対象地域:首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)/東海(岐阜・静岡・愛知・三重)/近畿(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)/九州(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2024年9月~2024年11月など複数回
- 評価項目:立地、周辺環境、デザイン、住戸設備、マンションの構造・設計、価格の納得感、アフターフォローなど全11項目
実際に住んでいる方の「ここが良かった」「こんなところに満足している」という生の声が集まっているので、情報の信ぴょう性や具体性が高いのがポイントです。これから新築マンションを検討する人にとっては、どの企業がどんな強みを持っているのかを理解するのにとても役立ちますね。
まとめ:自分に合ったマンション選びのヒントに
新築マンション選びは人生の中でも大きな買い物です。ブランドごとの特徴を知ることで、暮らし方のイメージがぐっと鮮明になるのではないでしょうか。今回のランキングでは、野村不動産が首都圏と東海で同時受賞したり、阪急阪神不動産や九州旅客鉄道が複数年にわたって評価を維持していたりと、それぞれの企業が強みを活かしていることが分かりました。
もし、これから新築マンションの購入を検討しているなら、ぜひ「オリコン顧客満足度」の詳細ランキングを参考にしてください。企業ごとの特長や利用者の口コミを比較することで、あなたやご家族にぴったりの住まいが見つかるかもしれません。大切なマイホーム探しに、ぜひこの調査結果を活用してみてくださいね。
詳しいランキングや企業ごとの評価は、オリコン顧客満足度の公式サイト( https://life.oricon.co.jp/rank-new-condominiums/ )でチェックできます。地域や評価項目別の結果も豊富に掲載されているので、こまめに情報を確認しながら理想の住まいを探してみましょう!