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投資用不動産、まだまだ高騰?区分マンション2400万円台突入

不動産関連ニュース

2024年10~12月期「楽待」調査から見る不動産投資市場の今

近年、不動産投資に関心を持つ方が増えています。その背景には、資産を増やしたい方のニーズはもちろんのこと、少子高齢化や都市への人口集中といった社会情勢も深く関係しています。
そんな中で、2024年10~12月期における「楽待」が調査した投資用不動産の最新動向が公表されました。今回は、投資用区分マンションがとうとう2400万円台に乗ったという注目のニュースを中心に、一棟アパートや一棟マンションの動向も合わせてご紹介します。

区分マンション価格が6四半期連続で過去最高値更新

まず目を引くのが、区分マンション価格の上昇です。なんと6四半期連続で過去最高値を更新し、ついに2400万円台まで到達しました。利回りは過去最低の6.56%となり、「価格が上がって利回りは下がる」という状況が続いています。

なぜこれほどまでに価格が上がっているのか、大きな要因の一つとして考えられるのが、新築マンション価格の高騰です。2024年には東京23区で「億ション」を飛び越えた「2億ション」という言葉も話題になりました。新築市場の高騰が、中古区分マンションの価格にも影響しているといえそうです。

一棟アパートは価格が下落も、依然として高値圏

一方、一棟アパートの平均価格は前の四半期から155万円の減少が見られました。価格下落に伴い、表面利回りは0.48ポイント上昇しています。

とはいえ、ここ数年続いている不動産価格の高騰トレンドは大きく崩れておらず、一棟アパートも依然として高値圏を維持しています。「下落した」とはいえ、投資家から見て「手が出しやすくなった」と言えるほどの大幅な値下がりではないようです。

一棟マンション価格は微減も2億円台を維持

一棟マンションの平均価格も、前の四半期からわずかに下落しました。しかし2022年10~12月期から引き続き2億円台をキープしています。こちらも、高騰相場から大きく下がったわけではなく、高値安定の状態が続いているといえるでしょう。

一棟物件の場合は投資額が大きくなるため、金利動向や世界経済の影響をより強く受けやすい側面があります。2025年は金利上昇やグローバル経済の変化が見込まれるため、今後の利回りや価格の行方には特に注目が集まりそうです。

今後の不動産投資市場はどうなる?

2024年の新築マンションの高騰は始まりにすぎず、中古市場への波及もまだ続く可能性があります。さらに2025年以降は、金利が上がることで借り入れがしにくくなるかもしれませんし、世界経済の動向次第では投資マインドが変化することも考えられます。

そのため、不動産投資を検討している方は、短期的な情報だけでなく、長期的な視点でマーケットをウォッチする必要があるでしょう。「売り時・買い時」を見極めるうえでも、定期的に市場レポートをチェックし、専門家の意見や分析を取り入れていくことが大切です。

楽待株式会社とは? 国内最大級の不動産投資プラットフォームを運営

今回の調査を実施した楽待株式会社は、「楽待(らくまち)」という不動産投資プラットフォームを運営しています。

投資用不動産の物件情報だけでなく、不動産投資のノウハウや市場動向などをまとめた多彩なコンテンツを提供しているのが特徴です。初心者から上級者まで、さまざまな投資家が集う場となっており、国内最大級の情報量を誇ります。

会社概要

社名:楽待株式会社
URL:https://rakumachi.co.jp/
上場市場:東証スタンダード(証券コード:6037)
本社:東京都中央区八丁堀三丁目3番5号 住友不動産八丁堀ビル5階
設立:2005年8月23日
事業内容:国内最大の不動産投資プラットフォーム「楽待」の運営

まとめ:高騰する価格にどう向き合うか

投資用不動産の価格が高騰し、なかなか手を出しづらいと感じる方も多いかもしれません。しかし、価格が上がりづらいエリアや物件タイプも存在するほか、今後の金利上昇などマクロ経済の動き次第では、市場が変化する可能性も十分に考えられます。

不動産投資に興味を持っている方は、最新の市場レポートを参考にしながら、自分の目的やリスク許容度に合った投資戦略を立ててみてはいかがでしょうか。これからも注目度が高い市場だけに、情報をこまめにキャッチしてチャンスを逃さないことが成功のカギとなりそうです。

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