マイホーム購入者668人に聞いた！気になる世帯年収とローン事情
家を持つことは多くの人にとって大きな夢。でも実際、マイホームを購入する人たちはどれくらいの年収で、どんな理由で家を買うのでしょうか？株式会社MEMOCOとゼロリノベが実施したアンケート調査から、そのリアルな実態が明らかになりました！
調査概要と参加者のプロフィール
この調査は2024年10月29日から2025年2月3日にかけて、668人のマイホーム購入者を対象にインターネットで実施されました。回答者の内訳は男性が234人、女性が434人と、女性の方が多い結果に。
年齢層を見ると、30代が46％と最も多く、次いで40代が27％、20代が15％と続きます。つまり、多くの人が30代から40代のタイミングでマイホームを購入していることがわかります。
購入のタイミングは？
持ち家を購入した時期については、「3年以内」が全体の約50％を占めており、多くの人が最近になって家を手に入れていることがわかります。特に1年以内に購入した人も15％と、意外と多くの人が短期間で決断しているのが印象的です。
マイホーム購入のきっかけは？
家を買うきっかけとして最も多かったのは「子どもの誕生」（44％）。次いで「結婚」（21％）、「転勤・転職」（10％）と続きます。ライフステージの変化が家を買う大きな理由になっているようですね。また、「在宅勤務」や「介護」をきっかけに購入を決めた人も一定数おり、生活スタイルの変化が影響していることがうかがえます。
気になる！購入時の世帯年収
マイホームを購入した時の世帯年収で最も多かったのは「500万円以上600万円未満」で29％。次いで「500万円未満」が21％、「600万円以上700万円未満」が16％と続きます。全体的に「500万円未満～700万円未満」がボリュームゾーンと言えそうです。
興味深いのは、世帯年収が700万円以上の層も一定数存在していること。高年収層にとってもマイホーム購入は大きな決断のようですね。
住宅ローン事情：どんなローンを組んだ？
持ち家購入時に住宅ローンを組んだかどうかも調査されています。結果として、約42％が「配偶者が単独ローンを組んだ」、約25％が「自身が単独ローンを組んだ」と回答。単独ローンが全体の約7割を占めており、ローンを組む際にどちらか一方の収入に頼るケースが多いことがわかります。
ペアローン（16％）や連帯保証人付きのローン（6％）も一定数いますが、約11％の人はローンを組まずに一括購入しているのも驚きです。
ローンの選び方、それぞれの理由は？
単独ローンを選んだ理由としては、「収入が多い方がローンを組んだ」「育児休業中だったため配偶者名義にした」など、収入状況や家族構成に応じた判断が多いようです。また、「単独ローンの方が金利が低い」という意見もありました。
一方で、ペアローンを選んだ人たちは「借入可能額が大きくなる」「お互いに住宅ローン控除が受けられるから」などのメリットを重視。連帯保証人付きのローンでは「土地の名義が配偶者だった」「単独では審査が通らなかった」などの事情も。
そして、ローンを組まなかった人は「貯金が十分にあった」「実家の売却資金を使った」「親からの支援があった」など、計画的に資金を準備していた人が多いようです。
まとめ：無理のない計画で夢のマイホームを！
今回の調査から、マイホーム購入時の世帯年収は「500万円未満～700万円未満」が中心で、ローンを組む場合は単独ローンが主流ということがわかりました。
マイホームは人生で最も大きな買い物の一つ。無理のない予算で購入することはもちろん、将来のライフプランや収入の変化も見越してローンの組み方を検討することが大切です。これからマイホームを検討している方は、このデータを参考に、自分に合った購入プランを考えてみてはいかがでしょうか？
