過去問とコツコツ学習がカギ!合格者のリアルな声を紹介
不動産業界で働く上で強い味方となる国家資格「宅地建物取引士(宅建士)」。今回は、法律資格専門の受験指導校『伊藤塾』を運営する株式会社法学館が実施した、「宅建試験一発合格者の学習実態調査」の結果をご紹介します。
104名の合格者へのアンケートから、リアルな声と学習法の傾向が明らかになりました。これから宅建試験を目指す方にとって、きっと参考になるはずです。
合格者の8割以上が「過去問重視」
合格者のうち、実に81.7%が「過去問の演習」を重視していたことがわかりました。これは、試験傾向や出題パターンをつかむうえで、過去問が最も有効な手段であることを示しています。
また、「制度の趣旨や意味の理解」(36.5%)、「体系的な学習」(33.7%)といった声もあり、単に暗記するのではなく、“なぜこの制度があるのか”を理解する姿勢も合格には大切なようです。
紙のテキストが根強い人気!使った媒体は?
デジタル教材が増える中、合格者の86.5%が「紙のテキスト・問題集」を使っていたという結果に。目で見て手を動かしながら学ぶスタイルが、記憶に残りやすいのかもしれませんね。
一方、「PCやタブレットのオンライン講座視聴」(14.4%)や「スマホアプリ」(14.4%)を活用する人も増えており、スキマ時間の活用も広がっている様子です。
「独学」が半数以上、でもスクール活用者も多い
合格者の学習方法で最も多かったのは「独学」(52.9%)。一方で、「通学型の資格スクール・予備校」(28.8%)、「オンライン・通信講座(有料)」(14.4%)と、講座を活用していた人も少なくありませんでした。
自分の学習スタイルに合った方法を見つけることが、合格への近道と言えそうです。
学習時間は「週5〜15時間」が半数超え
合格者の学習時間については、「週5〜10時間未満」(28.9%)と「10〜15時間未満」(26.0%)が多数派でした。中には「週25時間以上」勉強していたという方も9.6%おり、メリハリをつけた学習の大切さがうかがえます。
つまずきポイント第1位は「法律用語」
宅建試験で苦労した点として、「法律用語の理解」が34.6%と最多でした。次いで、「モチベーションの維持」(31.7%)、「学習時間の確保」(30.8%)が挙がっています。
これらの課題を乗り越えるため、「学習方法の見直し」や「講師への相談」、「教材の変更」など、さまざまな工夫がされていました。
合格の理由は「毎日の積み重ね」
最も多かった合格理由は、「毎日コツコツ学習を続けられた」(65.4%)。一発合格には、やはり継続的な努力がカギになるようです。
他にも、「自分に合った教材が見つかった」(12.5%)、「独学ではなく講座を活用した」(10.6%)といった声がありました。
自由回答には“熱い想い”もたくさん!
自由回答では、
- 「民法はむずかしいので、絵を描いて理解した」
- 「落ちたらまた1年勉強しなきゃと思って必死だった」
- 「試験に合格したら彼女と結婚するって決めてた(そして実際に結婚した)」
など、勉強法からモチベーション維持の工夫まで、人それぞれの物語が語られていました。これから挑戦する方にとって、大きなヒントと励みになるはずです。
宅建合格を目指すなら「伊藤塾の講座」もおすすめ!
今回の調査を実施した伊藤塾では、「宅建士合格講座」を開講中。1コマ30分のコンパクトな講義で、スキマ時間でも学習しやすく、テキスト・問題集・模試もすべてセットになっています。
さらに、法律初心者から経験者まで対応した3つのコースを展開。自分に合った学び方ができる環境が整っています。
詳しくはこちらから:
伊藤塾の宅建士合格講座
まとめ:自分に合った学び方で“合格”をつかもう!
今回の調査からは、「過去問の徹底演習」と「毎日の積み重ね」が合格への王道であることが見えてきました。また、学習媒体や勉強法にはさまざまな選択肢があり、自分に合ったやり方を見つけることが大切です。
宅建試験は決して簡単ではありませんが、しっかり準備をすれば一発合格も夢ではありません。今回の合格者の声を参考に、あなたもぜひ、第一歩を踏み出してみてくださいね!
出典元:株式会社法学館