2025年1〜3月の不動産投資トレンドをチェックしよう
2025年のはじまり、投資用不動産の価格に驚きの動きがありました!国内最大級の不動産投資サイト「楽待(らくまち)」を運営する楽待株式会社が、2025年1月〜3月期の不動産市場の調査結果を発表。なんと、一棟アパートと一棟マンションの価格が「過去最高額」を記録したというのです。
一棟アパート、ついに8000万円台に突入!
一棟アパートの平均価格が、2012年の統計開始以来はじめて「8000万円台」に乗ったとのこと。これまで横ばいが続いていた価格帯に、大きな変化が現れました。投資家の間でも、一棟アパートへの注目が高まっていることがうかがえますね。
一棟マンションも過去最高額を更新!
一方で、一棟マンションの価格も上昇し、3四半期ぶりに過去最高額を更新。こちらも堅調な動きを見せており、大型物件への投資意欲が続いているようです。
区分マンションは一旦の下落も「高止まり」状態
少し動きが異なるのが「区分マンション(1室ごとの販売)」です。2023年7〜9月から続いていた連続の価格上昇が、今期はついにストップ。平均で71万円の下落となりました。ただし、それでも平均価格は「2300万円台」と高水準をキープしており、「高止まり」状態が続いています。
背景には地価上昇とインバウンド需要の影響も
2025年1月1日時点の国土交通省による「公示地価」も注目ポイント。全体の地価平均は、4年連続で上昇。その伸び率はなんと+2.7%で、バブル崩壊後の1992年以降で最大とのことです。
これは大規模な再開発や、観光客(インバウンド)による需要増加が大きく影響していると考えられます。ただし、同時に気になるのが「金利の上昇」や「建築コストの高騰」。今後も不動産価格が上がり続けるのか、それとも一旦落ち着くのか――注意深く見守る必要がありそうですね。
今後の投資判断のヒントに
今回の調査は、2025年1月〜3月に「楽待」へ新しく掲載された全国の物件をもとに行われたもの。これから不動産投資を考えている方にとっては、非常に参考になる情報です。
市場全体は引き続き高い水準にあり、物件の種類ごとに動きが異なっている今。投資をするなら、しっかり情報を集めて「どのタイミングで・どのエリアに・どの種類の物件を買うか」がカギになりそうです。
参考リンク
不動産投資プラットフォーム「楽待」公式サイト:https://www.rakumachi.jp/
企業情報:https://rakumachi.co.jp/