千葉県の「リアルな住まいの人気」が分かるランキング
千葉県で家を探している人にとって、気になるニュースが飛び込んできました!
不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」が発表した、千葉県版の「2025年 住みたい街ランキング」。
しかも今回が千葉県単体での初のランキング発表ということで、注目度も高まっています。
このランキング、ただのアンケートではなく、「実際に物件への問合せが多かった駅」をもとにしているのがポイント。
つまり、「住みたい」ではなく「住むために動いた人」が多いエリアが上位に来る、本当に“リアルな人気”が見えてくるんです。
それでは早速、借りたい人・買いたい人、それぞれの人気エリアを見ていきましょう!
借りて住みたい街No.1は「柏」! 都内アクセス&コスパで選ばれる
「借りて住みたい街」ランキングで1位に選ばれたのは、JR常磐線と東武野田線が通る柏駅。
柏は、東京・上野方面へ乗り換えなしでアクセスできる上、家賃相場もお手頃。
都心に近い「浦安」「西船橋」「市川」なども人気ですが、賃料が1〜2万円ほど高くなるため、
移動時間と家賃のバランスが取れた柏が“コスパ最強エリア”として注目されています。
そして同じ常磐線沿いの「松戸」も6位にランクイン。こちらも「東京まですぐ行ける」のに家賃は控えめで、ファミリー層にも人気のエリアです。
アクセス重視だけじゃない!「地元需要」で動く街も
実は、7位の「五井」や10位の「成田」など、郊外の駅もランクインしています。
「五井」は工業都市・市原市の中心で、造船所や石油化学系企業の工場が集まる場所。
「成田」はご存じ成田空港があり、航空・物流関連のビジネス需要が高いエリア。
千葉県内で働く人たちの“地元需要”がしっかりと存在していることがわかりますね。
買って住みたい街No.1は「大網」!「ちょうどいい田舎」が支持される理由
次は「買って住みたい街ランキング」。堂々の1位は、JR外房線と東金線が乗り入れる大網駅!
都心からは少し離れていますが、「東京駅まで約70分」と通勤も不可能ではありません。
加えて、自然が豊かで住宅価格も手頃。最近ではテレワークの定着もあり、
「毎日都心に通わなくていいなら、広くて静かな家に住みたい」という人たちからの支持が高まっているようです。
ランクインしたのは“自然”と“価格”のバランスがいい駅
2位「八街」、5位「茂原」、7位「東金」など、どの駅も千葉の郊外に位置し、
自然に囲まれたのんびりとした暮らしができる場所。
それでいて、東京・千葉方面へのアクセスも可能という“ちょうどいい距離感”が人気の理由です。
家を「買う」となると長く住むことを前提に考える人が多いので、
「騒がしくない」「子育てに良い環境」「コスパがいい」といった要素が重視されているのかもしれませんね。
柏&松戸は「借りても買っても人気」なバランス派エリア!
実は「柏」は、買って住みたい街ランキングでも3位にランクイン!
さらに「松戸」も10位に入っており、借りるにも買うにも人気の高さがうかがえます。
都心から少し離れていることで物件価格が抑えられ、
なおかつ通勤にも便利という“良いとこ取り”のエリアなんですね。
まとめ:「住まい選び」のキーワードは“タイパ”と“コスパ”
今回のランキングの特徴は、「アクセスの良さ」と「費用バランス」を重視した傾向がはっきりと出たこと。
時間の効率=“タイパ”、そして家賃や物件価格=“コスパ”をしっかり考えて選ぶ人が増えています。
また、コロナ禍以降のテレワーク定着もあり、働き方の多様化に合わせて
「自然豊かで静かな場所に住みたい」というニーズも根強いことが分かります。
これから千葉県で住まいを探そうと思っている方は、
このランキングを参考に、自分にぴったりの街を探してみてはいかがでしょうか?
※本ランキングは2024年1月~11月までの物件問合せ数をもとにLIFULL HOME’Sが集計したデータです。
