7割以上の人が制度を「知らない」と回答！
空き家を持っている方や、これから相続する予定の方にとって、見逃せない調査結果が発表されました。
神奈川県川崎市の株式会社ポルティが行った「空き家実態調査2025」によると、「管理不全空き家」制度について内容を把握していると答えた人は、なんとたったの29.0%。つまり、7割以上のオーナーさんが制度の存在は知っていても、その内容やリスクについては知らないということになります。
そもそも「管理不全空き家」って何？
「管理不全空き家」とは、空き家が適切に管理されておらず、老朽化が進んでいたり、衛生面や景観面で周囲に悪影響を及ぼす可能性があると判断された建物のことです。
このような状態の空き家には、行政からの「指導」や「是正命令」が出されることも。放っておくと、修繕や撤去の命令が来たり、それに伴う費用をオーナー自身が負担しなければならないケースもあるんです。
知らないと損する「放置リスク」
制度を知らないままでいると、空き家を適切に手入れしないまま何年も放置してしまい、気が付いた時には大きな修繕費が必要になる…ということも。
さらに、似た制度である「特定空家」と混同している人も多く、違いが分からないまま「まあ、うちは大丈夫だろう」と考えてしまうのも、認知不足の原因のひとつかもしれません。
空き家問題は「自分には関係ない」では済まされない
少子高齢化が進む日本では、空き家問題はますます深刻になっています。実は空き家は、放っておくことで自分だけでなく、近隣住民や地域全体にも悪影響を与える存在になり得るんです。
たとえば、古くなった建物が倒壊しそうになったり、草木が伸び放題で景観を損ねたり、不法投棄や火災の原因になることも。こうしたことが原因で、近所とのトラブルにつながることも少なくありません。
ポルティが提供する解決の一歩
こうした現状を受けて、ポルティでは空き家オーナー向けに、「管理不全空き家」のリスクと回避策をわかりやすく伝える情報発信を強化しています。
さらに、専門家の紹介や、行政・管理業者との連携による点検や修繕サポートも拡充予定とのこと。オーナーが早い段階で行動を起こせるよう、手助けしてくれる体制を整えつつあるのは心強いですね。
空き家の売買もアプリでかんたんに！
ポルティが提供するアプリ「porty（ポルティ）」は、空き家や使っていない不動産を「売りたい人」と「買いたい人」を直接つなぐセルフマッチング型のプラットフォームです。
- スマホから写真と住所を入力するだけで簡単に出品
- 売り手と買い手が直接やりとりできて、スピーディかつ低コスト
- 宅建士による契約サポートもあって安心
空き家の管理に不安がある方や、「いっそ手放したい…」と考えている方は、一度アプリをチェックしてみるとよいかもしれません。
まとめ：知ることが、損を防ぐ第一歩
空き家の管理は、知らなかったでは済まされない時代になりつつあります。制度を知り、リスクを知り、そして正しい対策を取ることが、オーナーにとっても、地域にとっても大切なことです。
ポルティのようなサポートサービスを上手に活用して、空き家と上手につき合っていきましょう。
（出典：株式会社ポルティ「空き家実態調査2025」）