不動産売却に悩むあなたへ――約3割が途中で売却をあきらめていた！？
「そろそろ不動産を売ろうかな」と思ったことはありませんか？でも実は、売却に踏み切ったものの、思わぬ壁にぶつかって断念してしまった方も少なくないんです。
株式会社NEXERが、不動産売却マッチングサービス「タクシエ（TAQSIE）」と共同で行った調査によると、「不動産売却を検討したことがある」と答えた全国208名のうち、29.8％（約3割）が売却を途中で断念した経験があると答えました。
断念の一番の理由は「希望価格で売れなかった」
売却をあきらめた理由で最も多かったのは、「希望価格で売れなかった」（38.7％）という回答でした。
「まともな値段がつかなかった」「想定よりも大幅に安かった」「不動産会社の見積もりが納得できなかった」など、金額に関する不満の声が多数。中には、「住み替え先を探していたが、売却価格が低すぎて断念した」というリアルな体験談も寄せられました。
その他の理由もさまざま。売却って意外とハードルが高い！？
「手続きが複雑で負担が大きかった」「買い手が見つからなかった」「市場のタイミングが悪かった」「住み替え先が見つからなかった」など、価格以外にもさまざまな障害が。
たとえば、「家が連棟でお隣との協議が必要だった」「土地が市街化調整区域だったため、購入をためらわれた」といったケースも。不動産売却は単に「売りたい」と思っても、すぐに実現できるわけではないことがうかがえます。
断念しないために大切なのは「情報収集」と「見極め」
「どうすれば売却をあきらめずに済んだと思いますか？」という質問に対しては、こんな答えが多く寄せられました。
- 「もっと情報を集めるべきだった」
- 「親身になってくれる不動産会社に出会いたかった」
- 「タイミングを見極める目が必要だった」
- 「価格に対する現実的な期待を持つことが大切」
「どうせ高く売れるはず」と思い込まず、冷静に相場や市場の動向を調べることがカギになりそうです。
今後の売却では「比較・リサーチ・交渉力」が重要に
今回の経験を踏まえて、次に売却をするなら「複数の見積もりをとる」「信頼できるアドバイザーに相談する」「相場を把握してから動く」といった工夫をしたいという声が多く聞かれました。
実際に、「会社によって査定額が全然違った」「換金を急がず、じっくりタイミングを見るべきだった」との反省も。やはり一発勝負ではなく、戦略的に動くことが成功のポイントです。
まとめ：不動産売却は“準備”と“戦略”がすべて！
今回の調査から、不動産売却に失敗した方の多くが「準備不足」や「情報不足」を理由に挙げていることがわかりました。
だからこそ、スムーズな売却を目指すなら、
・市場の相場を知る
・信頼できる不動産会社に相談する
・希望価格に固執しすぎないことがとても重要です。
不動産売却を成功させる第一歩は、正しい情報とパートナー選び。そんな時に頼りになるのが、タクシエ（TAQSIE）のようなマッチングサービスです。
大きな決断だからこそ、焦らず、納得のいく選択をしていきたいですね。
※本記事は「株式会社NEXERとタクシエ（TAQSIE）による調査」より引用しています。